どうも、アツシです!
上京してもうすぐ2年、都内でDJ(DJネームは内緒・・)活動してます。
前回は、いまクラブでもバンバンかかってるTravis Scott / SICKO MODE feta. Drakeって曲のトラックがすごい、、、みたいなことを書いたんだけど、
あれから1週間くらい経って、また凄い新曲が出てきたから、今回はその曲について書いてみようかなってことで!
なんと今回で4記事目!???まぁまぁ自分がんばってる?続くか心配だけどがんばろーっと!!
で、その新曲っていうが
Lil Nas X – Old Town Road (feat. Billy Ray Cyrus)
これ↓(まずは聴いてみて♩)
どう?最初はピンとこないと思うんだけど、
よくよく考えるとジワジワその凄さがわかってくると思う。
まず、Lil Nas Xっていうこのラッパーは、1999年生まれのアメリカ南部のアトランタ出身。いわゆるイマドキの若い世代のラッパーで、こういった曲を過去にリリースしていたことで知られてるでしょ↓
そんな若手の黒人のラッパーが、なんと!
カントリー&ウェスタンの大御所の白人シンガー(たしか57歳くらい)と
まさかのコラボってわけ!!
Billy Ray Cyrusっていったらカントリー好きにはもちろんのこと
それ以外の人たちも名前と多少のヒット曲くらいは口ずさめるほどの有名シンガーで、
あのMiley Cyrusの父親ということでも知られている。
過去にこんな親子コラボも↓
とまぁ、どんないきさつでこういったまさかのコラボが実現したのかはナゾだけど、とにかくこのミスマッチのはずの組み合わせが曲としてはかなりマッチしてるあたりが凄いと思うわけ!
Billy Ray Cyrusの方は、フックのコーラスを担当してて、もちろんイントロ部分からずっと繰り返されてるギターのフレーズももちろん彼のフレイバー。
それに対しLil Nas Xの方は、1ヴァース目から入ってくるトラップ・ヒップホップのビート(ドラム)に乗せて今っぽいダルそうなラップをしてて、しかも歌詞はBilly Ray Cyrusの方に合わせた「後ろに馬がいて、その馬に乗って草をかき分けてオールドタウンロードに向かう・・・」的な内容にしているという。(笑)
こういった絶妙な組み合わせがこの一曲の中には施されていて、おれ的にはかなり計算されてる作りになってると思った!
この曲出たばっかりだけど、アメリカでは(いろんな意味で)かなり話題になってて、例えば、ビルボードのカントリー&ウェスタンのチャートに上がってきていたのに、「この曲はカントリー&ウェスタンの曲としては十分な作りじゃない」という理由、つまり半分トラップヒップホップだろっていう理由でカントリー&ウェスタンのチャートからは外されたとか・・。
それについてBilly Ray Cyrusがツイッターで反論したりと・・。
まぁ話題の曲となっていることは確かで、実際のところアメリカのクラブではかなりリクエストもされてるって友達も言ってた。
これってつまり、年配の白人の層から若い黒人の層まで、人種とか年齢に関係なく、昔ながらのカントリーと今どきのトラップヒップホップの融合という意味で新鮮で、なおかつ楽しめる曲だなって思うんだよね。
とは言え日本ではどのくらい浸透するかはわからないけど、おれ個人的にはかなりイケてる凄い曲だなって思ったってことを今回は書いてみました!
今後も、こんなかんじでおれの好きな音源とかについて書いていくので、これからもよろしくー!!